独立行政法人国立美術館は、2020年2月28日に活動を終了した東京国立近代美術館工芸館(通称、国立工芸館)の石川移転・開館を記念し、クラウドファンディング第2弾として「12人の工芸・美術作家による新作制作プロジェクト」を2020年4月1日(水)からスタート。これからの工芸・美術界を担う才能溢れる作家の活動を支援するプロジェクトだ。
そもそも「国立工芸館」とは?
「国立工芸館」とは東京国立近代美術館工芸館の通称。2020年2月28日に活動を終了した国立工芸館の代わりに、2020年夏に石川県金沢市に移転・開館される予定である。日本海側初、かつ日本で唯一の近現代工芸を専門とする国立美術館となる同館。同館の建物は、国登録有形文化財である旧陸軍第九師団司令部庁舎と旧陸軍金沢偕行社を移築・活用したものだ。
国立工芸館 石川移転開館記念事業「12人の工芸・美術作家による新作制作プロジェクト」
クラウドファンディングでは、現役作家を支援すると同時に、工芸の魅力を多くの人に伝えることも目的とされている。 芸を好きになってもらいたい。そんな思いのもと、企画された同プロジェクト。クラウドファンディングでは、現役作家を支援すると同時に、工芸の魅力を多くの人に伝えることも目的とされている。
多岐に渡る工芸分野の中から工芸の文化を長い間支えてきた「茶の湯」をテーマに据え、日本各地の気鋭の作家12名が茶器などの茶の湯に関連する道具を制作する。完成した作品は国立工芸館が開催する展示や呈茶等の各種イベントで使用されるとのこと。本物の作品の形や質感、その卓越した技術を実際に手に取り体験することのできる貴重な機会が来館者に提供される。
【参加作家】
内田鋼一(陶磁)
津金日人夢(陶磁 青瓷)
新里明士(陶磁 白磁)
和田的(陶磁 白磁)
今泉毅(陶磁 天目)
見附正康(陶磁 色絵)
坂井直樹(金工 鍛金)
三代 畠春斎(金工 鋳金)
安藤源一郎(漆芸 蒟醬)
松崎森平(漆芸 蒔絵)
水口咲(漆芸 髹漆)
須田悦弘(木彫)
✳︎順不同・敬称略・( )内は分野
【コース】
支援額は3,000円〜500,000円の8区分で、返礼品の異なる全16コース。返礼品として全てのコースの支援者にプロジェクト記念リーフレットが贈呈され、名前がホームページや国立工芸館に設置されるパネルに記載される。また5,000円以上のコースには、開館記念展招待券や国立工芸館年間パスなどが、さらに50,000円以上のコースには、参加作家が同プロジェクトのために特別に制作する作品が含まれる。
支援コース内容一部
<50,000円> 内田鋼一(粉引酒呑)、津金日人夢(青瓷酒盃)、新里明士(引出し黒ゆのみ)、今泉毅(窯変天目盃)、坂井直樹(侘びと錆びの花器/イーゼルタイプ)、松崎森平(螺鈿のしおり)
<100,000円> 内田鋼一(引出黒酒呑)、津金日人夢(青瓷振出)、新里明士(光盃青皿)、和田的(銀彩ぐい呑み)、坂井直樹(侘びと錆びの花器)、水口咲(小菓子盆)
<300,000円> 新里明士(光蓋器)、見附正康(盃 赤絵細描盃)
<500,000円> 新里明士(器)・見附正康(絵付け)のコラボレーション作品
プロジェクト名「12人の工芸・美術作家による新作制作プロジェクト」
目標達成金額:3,000,000円
期間:2020年4月1日(水)〜6月22日(月)
支援方法:国立美術館のクラウドファンディングサイト内から申し込み
✳︎それぞれ申込可能数や先着/抽選など受付方法が異なる。
詳細は国立美術館のクラウドファンディングサイトで確認を。https://crowdfunding.artmuseums.go.jp/
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